目指せ、ビジネス侍! その2 ~トヨタ生産方式~
こんにちは! FELIXグループ 永田会計事務所のブログ担当、そして『目指せ、ビジネス侍! 近藤の資格奮闘記!』の近藤です!
さて、今回は『中小企業診断士試験』の勉強の中から、『生産管理 ~トヨタ生産方式~』のご紹介をさせて頂きたいと思います。
愛知にいる方々のみならず、世界的にも有名な『トヨタ生産方式』。「5WHY」や「KAIZEN」など、きっと皆さんも色々とご存じではないかなと思います。
生産管理論の中では、『トヨタ生産方式』の中核思想は『ジャストインタイム生産方式(JIS Z 8141-2201)』としています。
JISの定義では・・・
「全ての工程が、後工程の要求に合わせて、必要なものを、必要な時に、必要なだけ生産する」
とされています。
「生産」とは「需要と供給」を満たすためのシステムです。需要があって、始めて供給が生まれると言ってもいいのかもしれません。その過程(システム)が「生産」ですね。
ジャストインタイム生産方式は、言いかえれば『需要』に重点を置いた生産方式と考えられると思います。
この場合の需要とは、カスタマーからの『需要』だけを指しているのではないです。カスタマーの需要をゴールとして、後工程の需要に合わせ、前工程が供給する。さらに前工程の需要にあわせ、前前工程が供給する・・・・このサイクルを続けてゆく方式が、ジャストインタイム生産方式です。別名『後工程引取方式(プルシステム)』とも呼ばれます。
生産管理では、いかに「無駄」を省くかに重点が置かれます。中間仕掛品を少なくすること、工程の遊休を生じさせないこと、生産リードタイムを短縮すること。そのために「KAIZEN」を続けていった結果、生まれたのが「トヨタ生産方式」なんです。
トヨタ方式には、他にも「かんばん方式(JIS Z 8141-2203)」や「あんどん方式」などの自働化思想など、色々な生産管理思想があります。もしよろしければ、是非一度調べて下さいませ。
それでは、今回はこのへんで。
永田会計事務所、近藤でした!